水野心理教育相談室では知能検査(WISC)のみを受ける場合、料金として18,000円をいただいております。(参照:料金のページ)
さてこの料金、普段の医療費やカウンセリング料金と比較して高いと思われる方がほとんどではないでしょうか。WISCを受けたいと考えて色々と調べられた方もおられると思います。相談室調べですが、WISCを受ける時に受ける場所によってかかる料金について簡単に図にまとめてみました。
WISCの受検にかかる料金 | |
① 病院・診療所での保険診療 | 初診料+保険(1500円程度)(+文書代) |
② 教育センターなど | 無料のことが多い(+文書代) |
③ 大学付属の外部向け相談室 | 2,000~5,000円程度(+文書代) |
④ 私設の相談室・自費診療 | 17,000~25,000円程度(+文書代) |
まず① 病院・診療所での保険診療です。
これは普段病院にかかったりする時と同じようなものと考えていただいて大丈夫です。WISCは心理検査の中で【発達及び知能検査の「操作と処理が極めて複雑なもの(検査及び結果処理に1時間30分以上要するもの)】に分類されており、診療報酬点数は450点。窓口で3割負担で支払う時は1500円程度となります。これに初診料と文書代がかかるイメージとなります。
次に②と③は地域にある教育相談センターや臨床心理士や公認心理師の養成コースがある大学に付属の外部向け相談室となります。
教育センターではほとんど無料のところが多いです。大学付属相談室は機関によりけりでしたが、関東近郊の相談室では2,000~5,000円程度となっていました。ただ教育センターでは予約が相当先になることが多いようです。大学付属の相談室は心理検査のみでは受け付けていないことがほとんどでした。私はある大学付属の相談室で事務員をしていたことがありましたが、検査のみ希望の申し込みは多かったように記憶しています。ただ相談を受けられる枠に限界があり、検査のみはお断りしておりました。
最後に④の私設の相談室や、医療機関での自費診療です。
調べてみた限りでしたが、自費ということもあってかなり料金設定には幅がありました。当相談室で設定している料金はこのグループの中で相場程度か相場よりも少し安価なように設定しております。
ではなぜここまで料金がかかるのか、長くなりましたのでこの部分は次で詳しく説明していきたいと思います。(→WISCの料金について②)